Lyric

夏の終わりを告げる

最後の打ち上げ花火が

僕の 胸に 鳴り響く

毎年この時期になると

君のことを思い出す

よく一緒に海まで

見に行っていたよね

花火の形と 浴衣の模様が

一緒だなんて嬉しそうに

笑っていた その姿は

もう見れないんだね

空に舞い上がるその綺麗な花に

また君を重ねては

受け止められない その姿に

君は悲しんでしまいますか？

君が好きだった星の形をした花が

今日も咲いていたよ

今頃君は笑っているかな

何年経っても この季節に

思い出すだろう

未だに 慣れなくて

何回見ても 同じことを考えるだろう

何度でも

街や人は変わって

変わらないのは自分だけ

君が帰らない事実は

まだ受け入れられない

空に舞い上がるその綺麗な花を

君だと思い込んだ

散らないで消えないで

まだ行かないで

ずっと傍にいてよ

夜空に煌めき儚く散りゆく

花に希望と願いを込めた

どんなにつらいことがあっても

笑って生きていけるように

君の好きだった花を持って

空に届くように叫んだ

『いつまでも 君を愛してるよ』