Lyric

過去最高の暑さだって

異常気象のこの日々の中でも

君はさながら都会のオアシスで

僕の心を潤していく

君からのたった一言の手紙は

僕を夢中にさせているのに

僕の言葉はいつも形にならずに

あの空に消えてゆく

傷つきたいわけじゃないけど

傷ついて知れる感情(こと)もあって

それを教えてくれるのが君なら

それすらも愛おしい

夏よりも暑いこの気持ちを

ひと夏の恋で終わらせたくなくて

言葉を紡いだ「あともう少し」

この関係が溶けてなくなってしまわないように

一歩前に踏み出しても近づかない距離

自分が自分じゃないような

まるで僕の記憶が抜け落ちたような

気づけば明日を生きてる

夏よりも眩しい君は花火のように

儚く散っていって

僕は忘れないその残り香を

思い出に縋ってしがみつくように

夏よりも暑いこの気持ちは

異常なくらい膨らんでどうにもならなくて

次の季節にはまだ早いから

ここに置いていくことにするよ

さよならするんだ

この夏に

さよならするんだ