Lyric

まだ見えない

陽射しを待ちぼうけ

廻るよ廻る星空廻るよ

捉えた音の信号頼りに

黄ばんだ

壁に背を預けて

咥えたタバコ気が付けば落ちて

遠くの塔が煌いてさ

僕はさ

見透かして眺めた

土の匂いが通り過ぎてった

冷たい風が鼻を

掠めた

息が出来なくなって

声も枯れてしまった

何かを探してたんだ

小さな産声が

気がつけば

陽は過ぎてた

雨は止まない大海原捉えて

波風香る水平の果てへ

ただ、こだまする

僕の心、星空に例えてよ

廻るよ廻る地球は

廻るよ

覗き込んでしまった

僕を知っていたんだ

僕は君の事を

前にもどこかで

叫んだら

届いてくれるかな

欲しいのは

既にあったんだ

僕を知りたくて飛び出した

遠くまで漕いできたけど

全ては僕が捨てたんだ

もう二度と忘れはしない