Lyric

春風に触れた服が

ひらりなびいてた

未来を考えるほど

重くなっていく

心の壁はずっと

高くなるばかりで

目指す場所も分からないまま

日々が過ぎ去っていく

私が残した足跡は

桜の花で消えていく

生きる意味を探してた

答えは何処？

分かるはずもないけど

何故か求めてしまう

弱さを見せることさえ

出来ないから

静かに散る花を

最後までただ見つめてた

他人の表情が見えてしまう

こんな世界から

隠れてしまいたくなる

抱え込んだ春

正しさばかりが本心だ

なんて嘘だからさ

周りが求めた言葉を

借りて過ごしてきた

伝えたい想いはあるけれど

上手く言葉にできなくて

溶け出した過去の傷が

痛む時は

掠れた声で歌う

涙が頬を伝う

それでもいつか出逢える

大切なもの

折れた木から1つ

美しく芽吹く青色

花冷えが続く手先が冷えていく

来年の今頃にはそう花が咲く

暖かい空気と時を運びながら

季節を信じた先に

願いがあるとしたなら

結んだ心ほどいて

歩き出せる

自分を抱きしめる

ことができるように

生きる意味を探してた

答えは何処？

分かるはずもないけど

これからも探んだ

弱さを見せることさえ

出来ないけれど

静かに散る花を

最後までただ見つめてた