Lyric

時間が止まったような

しがみついた灯り

佇んだ気配の中に

全てがあったんだ

入り組んだ道の先では

いつも行き止まり

気に入った流行らないカフェも

こうして見つけたね

秘密めいた この場所には

誓い合った 冬の香りが

本当なら君と過ごしてた

路地裏のクリスマス

もう戻れないだろう

言葉には出来なかった

君への想いを

濁すようにコーヒーを飲んだ

時代が進んだような

見慣れない風景

残された街の行方は

誰もわからない

皮肉めいた 言葉破り

しがみついた 夢を灯して

遠くから君を探してた

迫りくるクリスマス

もう逃げられないだろう

変わらずに居てほしい

せめてもの願いを

祈るようにコーヒーを飲もう

窓の向こうに見える

灰色の街は

悲しいほど眩しい

ポケットに 忍ばせた手は

いつでも 君のその手を

温められるはずなのにな

ろうそくの火が消える前に

本当なら君と過ごしてた

路地裏のクリスマス

もう戻れないだろう

言葉には出来なかった

君への想いを

今なら素直に言えるよ

今更もう遅いよな