Lyric

今日も晴れだよ　差し込む光が

寝ぼけた君の　横顔を照らす

まだ眠いよと　毛布にくるまる君を

微笑みながら　揺さぶって起こす

僕はコーヒーを　君はサンドイッチを

朝の香りが　僕らを包んで

ずっと二人続けてきたこと

君がそばにいる日常

その事実が　僕は嬉しい

他にはもう　何もいらないよ

日々は遠く流れゆく

ゆらゆらと船のように

止まらぬように帆を張って

朝日に背を向けながら

君の手を握って

トゲのある言葉　君の表情が曇る

突然の静寂が　僕らを包んで

ごめんねと言えば　それでいいのに

またふざけて　君はそっぽを向いた

いつもより遠い　君の一歩うしろ

今日の風は　なんだか冷たい

その時僕は気付かされる

君との時間に「音」があること

分かったように　君がくれた手を

ほどけぬように　強く握った

空をそよぐ風を受けて

僕らは進んでいく

予期せぬ風が襲ってきても

二人で帆をたたんで

やり過ごせるように

夜の帳が襲ってきても

進むべき航路が見えなくても

きっと乗り越えていけるさ

僕らなら　君がいるから

日々は遠く流れゆく

ゆらゆらと船のように

止まらぬように帆を張って

朝日に背を向けながら

君の手を握って