こんなに最悪な夜はないぜ
蚊に食われた肘を気にしながら
ぼんやりとただ歩いている
蛙も雲見から帰るころ
束の間の空のいろ
名も知らぬ虫が鳴いている
名もなき僕らは歩いている
歩く
あてもなく わけもなく
歩く
迷子みたいに
行き場なんて最初から
どこにもないから
歩く
あてもなく わけもなく
あの日分かんなかったこと今も
分かんないまま
歩く
祭り囃子は遠く
片隅のベンチに忘れられた
こどもの帽子みたいな
いつまでも息づく何かが
僕らの中にもあるはず
こんなに最悪な夜はないぜ
そう思っていたけど
こんなとこで出会えた
僕らだから向かえる場所へ
歩く
頼りなく 寄る辺なく
歩く
へばりつくシャツ
ぼろぼろになった靴でさえ
愛せるように
歩く
頼りなく 寄る辺なく
心なしか君といると
足が軽くて
歩く
次の季節は遠く
やがて別々の道をきっと
歩いていくだろう
いつかまた会えるよ
うつろに うつつに
行き場なんて最初から
どこにもないから
歩く
あてもなく わけもなく
あの日分かんなかったこと今も
分かんないまま
歩く
懐かしい夜の風だ
- Lyricist
Wazaza
- Composer
Wazaza
- Recording Engineer
Ryota Hayashida
- Mixing Engineer
Ryota Hayashida
- Graphic Design
KamesaN
- Guitar
Wazaza
- Bass Guitar
maro
- Drums
Fujita
- Keyboards
Daichi
- Vocals
Wazaza
Listen to Walk by mokumerooibos
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Walk
mokumerooibos
A new single from jazz pop band Mokumerooibos.
This is their first single with bassist Maro, and it features Mokumerooibos's literary lyrics, addictive melody and jazzy sound.
The music video for the song is scheduled to be released on their YouTube channel in September.
Artist Profile
mokumerooibos
A four-piece band formed at a jazz club in a university in Tokyo by Daichi (Pf), Wazaza (Vo, Gt), Fujita (Dr), and Maro (Ba). They try to sketch images with literary lyrics set in a pop, jazzy sound and groove.
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