Lyric

なにを思ったのか

途端に嫌気がさして

轟く雷 ずぶ濡れの僕ら

ほら、また

私の言った通り

送電線、2人を繋ぐのは

絆の類ですか？

それとも曖昧なテレパシー？

街から街へ

僕から君へ

アイボリーのTシャツが

乾いた頃には、2人の手と手は

離れ離れになっているのでしょう

きっとそう、わかるの

懐中電灯は 肝心な時にないのよ

ほんとあなたみたいでさ

ひとり、火を灯して

いつものこと、だとか

機嫌もすぐに直るさ、停電も

通り雨のような 君のことだから

ほら、また。

大停電の夜

こんなにも星が、あると思わなかった

月に惑わされていただけ

嘘から過去へ

君からボクへ

アイボリーのTシャツは

少しも乾かないよ

そんなの当たり前でしょう

涙はとっくに全部拭き終えたのよ

きっとそう、わかるの

溶けてくロウソクが

2人の時間を照らすの

ほんと走馬灯みたいでさ

ひとり、火を灯して

アイシャドーがTシャツに

染みついた頃には

2人の手と手は、

離れ離れになっているのでしょう

きっとそう、わかるの

キーケースの場所も

あなただけのモノじゃないの

ほんとにバカみたいでさ

ひとり、火を灯して

心に、火を灯して