Lyric

街に吹く風が冷たくなって　僕はまた風邪をひいたけれど

人生ってやつも冷たく感じて　心まで風邪をひいたみたい

悲しいときやつらい時ほど　自分に優しくなれなくて

慰めかたもわからなくて　また君に頼ってしまう

どうしてこんなに甘いの　君の姿見つめただけで

とろけるような香りで　僕の気持ち引き寄せる

どうしてこんなに苦いの　君の姿見つけただけで

甘さも苦さも含んだ　この想いはチョコレート

別にふざけてるわけでもなくて　軽くあしらってるわけでもない

ただ君の事が大切すぎて　こうでもしなきゃはち切れそうで

大切に想う人の前こそ　本当の自分が俯いて

逢いたいと想う夜の数だけ　自分の弱さに気付く

どうしてこんなに痛いの　君の事想うだけで

君の優しさに酔い痴れて　虫歯になったみたい

どうしてこんなに想っても　気持ちは伝わらないの

また君に逢いたいけれど　奥歯が痛むから…

こんな苦さもはじめてだけど　こんな甘さもはじめてだから

ただ失くしたくなくて　ずっと握り締めていたよ

溶けてしまうとも知らずに

どうしてこんなに儚いの　大切に想いすぎて

もう二度と手に入らない　元の姿のチョコレート

どうしてこんなに甘いの　君の姿見つめただけで

どうしてこんなに苦いの　君の姿見つけただけで

どうしてこんなに痛いの　君の事想うだけで

どうしてこんなに想っても　気持ちは伝わらないの

街に吹く風が冷たくなって　僕はまた風邪をひいたけれど

形は変わっても同じ甘さだと気付いた　溶けてしまったチョコレート