Lyric

いつから

いつから歌えなくなったっけ

いつから笑えなくなくなったんだっけ

いつから嘘をつくようになったっけ

いつからか何もない誰もいない

誰かのメロディをなぞって

似たような言葉を並べて

そんな大人になりたかった訳じゃないんだろう

輝いてみたかった

自由に歌うあなたがただ

あまりにも　羨ましかった

あなたは群青を描いていた

僕はその碧さに見惚れていたから

お金をかけて時間をかけて僕も世界を描いたんだ

それすらも誰かの偽物だ

価値のない数字だけ求めて

似たようなものを描くだけ

そんな大人になりたかったはずじゃないんだろう

何者かになりたかった

なれなかった　なりたかっただけ

それでも口ずさんでしまう

あなたのことを思い出してしまう

似ている価値観や音楽さえも

美しいと思ってしまう

誰かのメロディを奏でる

なんて嫌いだ大嫌いだ

だけどただ愛おしいんだ

誰かのメロディをなぞって

似たような言葉を並べて

そんな大人になるしかないのだろうだってあなたもそうだろう

いつかは歌えなくなって

笑えなくなって

嘘すらつけなくなってしまうのだから

今日も歌っている

いつから歌えなくなったっけ

いつから笑えなくなったんだっけ

いつから嘘をつくようになったっけ