Lyric

ひとり灯りの　酒場の隅

グラスを揺らす　指が震える

あなた恋しと　つぶやけば

涙が落ちる　酒の中

飲めば飲むほど　想い出が

胸の底まで　染みてくる

忘れられない　あのぬくもり

涙で酔うわ　涙酒

流す涙に　酔いを足し

グラスの底に　夜が咲く

ふたり歩いた　道しるべ

今は夢でも　抱きしめて

飲めば飲むほど　想い出が

頬を伝えば　熱くなる

恋の残り火　消せぬまま

心に燃える　涙酒

夜が明ければ　また一人

残るグラスに　影ひとつ

あなたの名を　呼ぶたびに

風が返すよ　さよならと

飲めば飲むほど　想い出が

雨のように　降りそそぐ

愛しさだけを　つぎ足して

今夜もひとり　涙酒