Lyric

君の胸が膨らんでく

夢の中で微笑んでる

僕は浅い眠りの中

自分で自分を慰めてる

流し込まれた快感に

予想外の痛みが生じる

上目遣いで読み上げる

乾きたての前髪を

撫でてやるよ

僕らは

妄想して興奮して発散して

大きくなっていく

一度だけでも溢れる輪の中で

僕らは

矛盾して調和して崩壊して

中に出させて

君の裸を想像しながら

揺れ動く待ち望んだ

ブレる有耶無耶の中で

愛を知った

見えそうで見えづらそうで

二の腕ばかりを羨んだり

凭れた肩に揺られて

乗り過ごした二駅の夏

待ち受け画面に採用されたのは

水着跡の　大人びた少女

ワンピースが改札を抜けるその刹那

ティッシュの箱は空だった

僕らは嘘に嘘を嘘で自己満足し合ってる

予報通りの通り雨

下から君の全てが見える

苦し紛れに自白した

彼の哀れみの断末魔を見せびらかしたままで

僕らは

困惑して洗礼して崇拝して

信者になってく

揃えた耳に汚れた紫

僕らは

結束して攪拌して遭難して

大人になっていく

崩れたままの卑猥な無邪気さ

夢の中でもがき続け

澄んだ大空の向こうで

星になった

いつでも　いつまでも

僕らは