幼い夜に咲く花がベランダで揺れて、夢で逢った君の変な笑い声を思い出している
虚ろになる君の瞳、甘いココアに溶けて撥ねて
白いシャツについたシミもいつの間にか愛おしく思える
揺れるカーテンの中、隠れていたいような気分
傷んだ髪の先を、撫でる不器用な手を
待って待って、待ちくたびれて
淡い夕日は沈みかけて、月はそっと笑っているのに
独りにしないで
いつまでも夜を超えられないから
なめらかに街を歩く華奢なスニーカーが似合う
声のない映画はいらない、ただ君の下で溶けていたいんだよ
書き忘れ消える、君への愛情
他所を向く波風
傷んだ髪の先を撫でる不器用な手を
思い出して拭いきれなくても
淡い夕日はもう沈んで月は嘲笑ってるから
二人にしないで
ああ、君と生きた夜を超えて
どこへ行こうか、あてもなく彷徨う先で
僕の声を聴いて
「もうさよならを言わないでいい」なんて
そんな幸せは似合わない
そんな幸せは似合わない
- Lyricist
Nagisa Nishijima
- Composer
Nagisa Nishijima
Listen to Pale Tale by Nagisa Nishijima
Streaming / Download
- ⚫︎
Pale Tale
Nagisa Nishijima
西島渚1st Single 『Pale Tale』
Artist Profile
Nagisa Nishijima
Nagisa Nishijimaの他のリリース