君がいたこの世界で 僕は
部屋に戻り 綴る哀歌
ずっと 君がいた あの世界に いたいな
朝になれば きっと
立ち止まった いつからか 巡らない季節に囚われて
ずっと 哀に溺れ
叶わない 愛のうた 僕はまだ隣にいたいんだ
なんて 反芻を 繰り返すんだ
あの日見た 花は散って 風を待っていた
傘を閉じてまた こぼれた涙の
青々しさを 君に伝えたくて
夕暮れを 待ってみるよ
ずっと 君がいたこの世界に 生きる
声も顔も忘れたよ だけど
あの日呑み込んだ言葉 今でも 忘れてないの
書き殴った 哀の詩
僕は潮風の誘う方へ いつか この孤独も
忘れ去って 俯いて 今日と同じ明日を過ごすんだ
こんな 青さすら 汚れて見えた
梅雨が明け 晴れ模様に 夏が香り出す
ただ黙ったまま 僕は歩き出し
俯いた先 揺れる影 微笑む
もう少し 君とまた…
ずっと 君がいないこの世界は 狭い
もう戻らない 君の手を
僕が 捕まえてみたいんだよ いいでしょ?
迎えにゆくよ きっと
この青に身を任せ 苦しみの中で
思い出していた 君の輪郭を
高く空まで 浮かんでく泡は
透明で 見えなくて
僕は 哀しくない この世界で 生きる
綴り終える この哀歌を
君が大人になって 僕はまだ 今でも…
僕は君がいるこの世界で 生きる
声も顔も忘れない ずっと
あの日呑み込んだ言葉 今でも 言えずにいるよ
ずっと
- Lyricist
Atsushi
- Composer
Atsushi
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AIKA
LiALiCE
Artist Profile
LiALiCE
爽やかなメロディーに物語を描くように綴られた歌詞がどこか情景を思い浮かばせる。様々なアーティストから影響を受けた3人組です。
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