誰かがずっと見ている
僕は何もしていないのに
誰かがじっと観ている
誰も傷付けていないのに
点と線で繋がれた曖昧な表情は
今も僕をせせら笑っているんだ
道行く人の群れ
木漏れ日映す影
天井の染みさえ
僕を見ている
突き刺す視線に誰か気付いてよ
越えてく死線に息が詰まる
光陰過ぎて流転してく不整合模様が怖いよ
誰とも合わない眼球が揺れる
誰も気付かずに息が止まる
自傷加害で被害者に堕ちる僕に過剰な投与を
瞼閉じる刹那映るパレイドリア
誰かにきっと視られた
僕は泣く事さえ出来ずに
誰かにきっと診られた
一体、何を、診られた?
点と点が繋がった被害者の脳裏は
注射の針さえもナイフに見えた
窓に映る光
雑踏落ちた芥
腕の傷跡さえ
僕を視ている
感じる視線に誰か気付いてよ
霞んだ視界で君が笑う
散らばり出来た笑顔逸らす無意識の自傷が痛いよ
瞳孔開いて呼吸が乱れて
悪寒で震えて嘔気がする
みんな
僕を見てる
僕を観てる
僕を視てる
僕を診てる
僕を看ている
不自然なまま揺らめいた
僕だけの景色には
素敵な笑顔で溢れていた
誰とも合わない思考が狂った
誰も気付かずに息を止める
自称被害者が妄りに想う夢に過剰な投与を
ただ気付いて欲しくて君を見た
ボクはここにいる。
- Lyricist
chiLu-hera
- Composer
chiLu-hera
- Producer
chiLu-hera
- Synthesizer
chiLu-hera
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pareidolia delusion (feat. HATSUNE MIKU)
chiLu-hera