Lyric

いつも通りの朝と

見慣れた町並み

風が連れてきた

どこかの雨の匂い

遠く重なる山に

続いてく田んぼ道

今日も変わらない一日を

そっと生きてゆく

流れる雲は

委ねることの大切さを

通り過ぎる風は

見えないものの確かさを

大切なことは

あの広い世界じゃなく

目の前の小さな

この日常にある

繰り返す日々寄せて返す波

芽吹く命もめぐりめぐる

風がすぎれば草木は揺れる

紡ぐ言の葉もゆらり揺れる

夕焼け映す心と迷い

放つ言葉は山びこに消える

正解のないこの世界で

なぜか間違い探しをする

持っているはずの答えを

何度も探しに行っては

帰り道が分からない

朝より長く感じる田んぼ道

山を下る川は

全て巡りゆくこと

静かな海は

いつかは還ること

たしかなことは

ありふれた景色と

ありのままの今日が

ずっと教えてくれていた

振り返る道心馳せる日々

繋ぐ想いもめぐりめぐる

季節すぎればまた花は散る

そよぐ心もふわり触れる

Tuturu

Hum

Tuturu

Ru rururu