Lyric

『思春期ミルフィーユ』

風で靡く髪を

抑え、横目で見つめる

声さえもかけられず

胸の奥甘苦い

君は何が好きで

どんな女の子と居たい？

少しは気付いて

君に触れてみたい

図書室で2人

意識して…

妄想では話せるのにな

臆病者

何も進まない

伸ばした髪

まだ肩に届かない

君の心 染めてみたい

春が手を振ってる

出会い方は

少女漫画みたいがいい

君の心 染めてみたい

夏が手を振ってる

寝ぼけ眼 わたし照らす

太陽まだまぶしい

汗を拭う腕の

隙間、横目で見つめる

初めての感情で

胸の奥高鳴る

君は何が好きで

どんな男の子と居たい？

少しは届いて

君に触れたいから

放課後の帰り道2人

肩を並べて歩きたいな

臆病者

何もできない

握った手は

まだ開けないまま

君の心 染めてみたい

秋が手を振ってる

空を泳ぐとんぼ眺め

想い馳せる

君の心 染めてみたい

冬が手を振ってる

海に映る月で僕の

寂しさまで埋めたい

感情はミルフィーユ

思春期でも

まだ遅くないでしょ？

だから小さなこの体に可愛さ詰め込んで

今会いたい

駆け出す足止められない

君の心 染めてみたい

春が手を振ってる

意味なんてさ　なくてもいい

君のそばが 幸せ