The last frame Front Cover

Lyric

The last frame

hare_tabi

「気楽でいいね」って 笑いながら

君との距離 測っていた

冗談まじりのやさしさに

本音を隠したのは僕の方

スマホの中の短いムービー

再生するたび 鼓動が痛む

止まったままの最後のフレームに

君が笑った あの夏の匂い

遊びだった恋が いつしか深く

心の奥に 焼きついてた

もう戻れない 時間だけが

僕を追い越してゆく

「またね」って言葉がふいに揺れて

既読のまま 沈む画面

返信なんて もう期待してない

でも通知が鳴るたび 君を探す

ふたりの影を映した動画

消せないまま 夜に溶けてく

最後のキスも あの冗談も

思い出せば全部 本当だった

逃げたのは僕さ 君のまっすぐを

受け止める勇気 なかっただけ

もう一度だけ あの瞬間に

戻れたなら 言えるのに

止まったフレームの中

君はずっと笑ってる

「好きだった」って言うには

遅すぎた僕を 許してくれるかい

止まったままの最後のフレームに

君がくれた 優しさの証

削除できない この気持ちは

データじゃなく まだここにある

たとえ未来が続かなくても

あの日の君は 本物だった

  • Lyricist

    hare_tabi

  • Composer

    hare_tabi

  • Producer

    hare_tabi

  • Programming

    hare_tabi

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