Lyric

真実なんかはどうだってよかった

目には見えないまるいやつを

僕らはとても愛してた

こぼれ落ちた涙は雨降る二秒前

ずぶ濡れになって家に帰る

そうやって今日も生きていた

変わっていくものに怯えたりしながら

何度も壊されたやわらかいカケラを

消えないようにギュって抱きしめて

明日からもこれからもずっと

部屋が散らからないように

花を枯らさないように

ゴミ出し忘れないように

ただただ生活をがんばるだけ

なるべく穏やかな気持ちで

君とまた笑って話せるように

うつった口癖や似てきた仕草より

僕らは僕らで居続ける事を

何より大事にした

渡りきる前に赤に変わった横断歩道で

丁寧になぞる日々を

たまらなく思ったりもした

簡単な約束をひとつしよう

守れなくても理由にしておこう

荷物が増える事には慣れてるでしょ

明日のことこれからのこと

上手に笑えなくても

眠れずに朝になっても

言えないまま過ぎた季節も

消えることなくこれからも輝いていく

明日からもこれからもずっと

部屋が散らからないように

花を枯らさないように

ゴミ出し忘れないように

ただただ生活をがんばるだけ

なるべく穏やかな気持ちで

君とまた笑って話せるように