Lyric

ああ　君の指が触れる瞬間だけが

ただ唯一世界へと繋がる歓び

目が覚めたはずだった

そこは真っ暗な闇の中で

耳鳴りすらない静寂(しじま) に

一人閉じ込められてた

滑る刺激　僕の全て

音と光に　酷く強く焦がれている

ああ　君の指が触れる瞬間だけが

ただ唯一世界へ繋がる歓び

音のないメロディが　偽りなく揺れる

もう叶わぬ願い　せめて届けてほしい

幾度も神を呪った

どうして連れて行かなかったの

終わりのない日々を想い

少しずつ重くなってく

紡ぐ言葉　嘘を描いた

腕を叩くリズム　映し出す真実

ああ　君の指が触れた瞬間

絶望が滲んで消えた　悲しい旋律

毒を流し込むことさえも許されない

縛り付けてるこの鎖を　断ち切ってほしい

何もできない僕に

ただ一つできること

爪の痛みだけが残る右腕

どうか許して

ああ　君の指が触れる

これが最後になるかもしれないと

胸に刻んで

ああ　君の指が触れる瞬間はもうない

失われたストーリー　ずっと永遠(とわ) に

音のないメロディを抱いて

暗闇に身を委ねる

君の誓いを綺麗なまま終わらせるため