Lyric

春風に吹かれて

君のことを思い出してる

合わないとこばかりねあたしたち

それでも側にいたくて

湯船にため息をひとつ浮かべて

君となら何回だってあたしたち

話重ねてきたのに

あたしもう無理だって思ったの

君の顔も見たくないほどに

喧嘩ばかり重ねて傷をつけ合って

言い合いできる程に近くにいたんだ

ひとりじゃ食べない

真夜中のカップルヌードルも

ふたりなら悪くなかったな

君の好きな音楽

あたしは別に好みじゃないんだけれど

新曲が出るたびに

聴かせてくれる君の横顔が

なんだかあまりにも嬉しそうにみえたんだ

知らない暮らしに気付けた気がして

悪くないって思ったの

柔軟剤の香りが変わってくように

染まってく部屋に春風が吹き抜けてく

今夜はあの映画の続きでも観ながら

誕生日ケーキ切らずに食べよ

丸いまんまで

ふたりで食べ切れるサイズのね

いつからか癖づいたことも

2人なら笑い合えてた

早く直さないとね

君の誕生日なんか忘れたいのに

移りゆく風が君を運んでく

言い訳できない程あたし君を想っていた

どうしたの？って覗き込むあなたに

ううん、なんだかちょっとね