扉の向こう笑ってた
鏡の中泣いてた
何十年経っても
味方でいてよ
見なかったことにしたまま
時は過ぎてもう会えなくなってしまった
澄み切った空の光が息苦しくて
胸の穴を焼いた
今更知りたいんだ君のことを
失くしていた日々のこと
もう一度おしえて
下らない約束が
途絶えてしまったときは
今度こそは気づいて見せるから
失くしていたことすら
忘れてしまってたから
遅くなったけど渡しに行くから
何十年経っても嫌いでいてくれよ
いつだって
わかったような目で
見てきたくせに
いざと言う時救ってくれない
心のフリーアクター
そのドアを開けて
備えたシナリオすら
意味をなさないとしたら
どこに行ったって悔やんだりしないかも
砕けた夢のサイズが
とるにたらないものでも
伝えないとまだ終われない気がしたの
何十年経っても嫌いでいてくれよ
鏡の中
笑ってるのは
あの日見捨てた僕自身の影
求めていたのは多分
消えかけてたその部分
ああやっと分かったそれは
それは
哀れで惨めなヤツ
人より弱いくせにさ
何十年経っても変わらないまま
背だけ伸びた
鏡の中泣いてた
指差し笑ってやれば
ああきっとちょっとだけ
好きになるかも
誰より嫌いなくせに
誰より分かってるから
飾った言葉も意味はないよな
何百回言い合って終わらなくても
何十年経っても味方でいるよ
- Lyricist
Satoru Taguchi
- Composer
Satoru Taguchi
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ONE ON ONE
Hikicomoteikoku
Artist Profile
Hikicomoteikoku
緋鬼籠帝國(ひきこもていこく)は、株式会社AMATERASUの代表「緋鬼籠六花」が築いた新しい國。ひきこもることが「悪」とされる世の中に疑問を感じた我々が、「ここでいい。ここがいい。」を合言葉に、ひきこもりがひきこもったまま輝ける世界を目指します。 この緋鬼籠帝國に関わる人は全員がひきこもり経験者です。ひきこもり当事者だった六花プロデューサーが、自分自身の経験した焦りや世の中への疑問を昇華し、同じような経験や境遇を持った方に寄り添えるアーティストとして活動します。
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