Lyric

ねぇ、あの雲の向こうに行こう

そう言って駆け出した17時前

ねぇ、あの頃の僕らの心

並ぶ影が消えてく

ねぇ、君がいなくなってからも

同じ場所で昨日（かこ）を懐古する

ねぇ、もう一度だけでいいから

繋いだ手を思い出させてよ

形のあるものは全て

風化してしまうからと何も残さず

不意に消えた君を少し恨んでいるよ

大人になりたくないと藻掻くのは

君を忘れてしまう明日が怖いから

このまま　このままでいたいんだ

時計の針に重い悲しみ落として

あの雲を呼ぶ

ねぇ、

笑顔ってどうやって作るんだろう

君が盗んだ喜楽の心

ねぇ、どうせならこの思い出ごと

なんて言えないよ　名残惜しいもん

夕立が過ぎる頃には

虹が見えるとだけ言って愛も汚さず

そっと消えた君に今も恋しているよ

大人になりたくないと願うのは

君を忘れてしまう心が怖いから

大人になれば楽なんだろうけど

記憶の君を置き去りには

したくないんだ

あの雲の向こうにきっと

君がいるんだと思ってる

あの日目指してた光は

消えた君への道標だったのかな

全ては知りたくないと思うのは

大事なことだけを分かってたいから

大人になりたくないと藻掻くのは

煌めく君との過去だけは

捨てたくないから

いつまでも　いつまでも

ねぇ、