Lyric

鳴り響く　雷鳴の様に

咲ける花を僕は知ってる

降り注ぐ　白いシャワーは

濡れもせず　赤めた頬　照らすんだ

心地いい妄想に

霞んでく　自分の影が

今さら気づくこともなくて

ハリボテの幕が上がる

特別なじゅもん　小さな黒

水差すように　雲が笑う

さいたものは　花じゃなくて

解けた僕の　魔法で

つなぐはずの　この手さえも

このスコールに　うばわれた

雨の日の　カカシの様に

濡れる僕はそこで立ってる

降り続く　青い涙は

枯れもせず　冷えた背中　責めるんだ

あの雲が　無ければと

押し付ける　自分の盾で

今さら守るものもなくて

足元の　水たまりに

ボロボロな仮面　映り込んで

揺れる水面は　その表情を変える

さいたものは　花じゃなくて

解けた僕の　魔法で

つなぐはずの　この手さえも

このスコールに　Ah～

やめた

もう無理だとまた道を外す

自分がわからない

割れた欠けらを

拾い集めてくれた

並んだ横顔

さいたものは　花じゃなくて

解けた僕の　魔法で

つなぐはずの　この手さえも

このスコールに　消えた

さけたものは　僕じゃなくて

君がくれた　光で

胸で生きる　ぬくもりだけ

あのスコールが　くれたんだ