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グリッドを押し流していくオートハープの音色は、瑞々しさと野生味を兼ね備えていた70年代の電子音楽に回帰しながら、日本の住宅環境に相応しい柔らかい調度で庭に生い茂る草木や虫と共に感光していく。
循環を繰り返す川のようにメンバーが入れ替わる不定形のセッション集団、野流のコアメンバー二人による1stフルアルバム『梵楽』は、「くつろぎ」のための水をあなたの「こころ」と「からだ」に注ぎ込むだろう
人と人が、出会い、音を紡ぎ、会話するための流動的な共同体。2022年にHyozoとOrikawa Hajimeの二人によって結成され、現在は流動的なメンバーで活動を行う。楽器未経験者を交えた即興演奏ワークショップ、セッションイベント、アート・ギャラリーでのライブ、アンビエントを軸にした音楽の制作など、その活動は多岐にわたる。2023年6月に1stアルバム『梵楽』をリリース。
Zouenkeikaku