gamu Front Cover

Lyric

gamu

HIMEMI

味のしなくなった

ガムをただなんとなく

噛み続けているの

膨らまして割れた僕たちみたいに

だんだん疲れてきたんだ

あと一回噛み締めてさ

捨ててしまえば

この味も記憶も全部忘れられるから

会いに行ってしまったよ

あと一回もう一回が

明日も続けばいいのに

あなたの声が好き

あなたの体温が好き

あなたとのキスも好きなの

心地よくて

少しばかりの寂しさと

溢れ出す思い出を

抱えながらそれでも

歩く僕を抱きしめてよ

味のついたガムを

噛んでるはずなのに

あれからなぜか

味がしないの

訳も分からず色んな

ガムを噛んでみたさ

でもあの味のしない

あなたが無性に欲しくなる

あと一回噛み締めてたら

捨てられなくなるところだったよ

でももう一回噛み締めてたら

ほんのり色づいた空が見えたかも

なんてね

あなたの香りが好き

貴方のその手が好き

あなたと何もしない静かな夜も好き

なのに苦しくなってさ

冷たい表情を浮かべる

本当はね僕がいないと

ダメなのって泣いて

走ってくるあなたを今でも待ってる

クシャッとした髪の毛とか

キラキラ光った瞳も

笑うと鼻にできるシワも愛おしい

僕がこの歌を聴いて

あなたを思い出すみたいに

この歌で僕のことを

思い出してくれないかな

あなたの声が好き

あなたのその手が好き

あなたとのキスも好きなの

心地よくて

少しばかりの寂しさと

溢れ出す思い出を

抱えながら

それでも歩く僕を抱きしめてよ

  • Lyricist

    HIMEMI

  • Composer

    HIMEMI

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