霞む夜 沈黙に誰かの悪意が 染みるとき
君の髪を 頬にあてて転がすんだ
目蓋さえ 眠りにつく
幸せの横 立て架けたラフ・スケッチ 街のささやき
ベッドの上 日斜しが君の手と 僕の心臓を 暖めていた
時は流れた
君の物語の二章目を今 擦り減らした駆け足で 読み終えたところだ
さあ行け 夢を追う伴走者が 僕じゃなくても
このビートが尽きるまで 同じ夢を見せてくれ
掠れた正午 沈むしかないと分かって 初めて抗う
君は声を震わせて 僕は目を背けて
進む 秒針を見た
下二重 そんなことで笑えていた 涙だってさ
今言うよ 主題に悩むのも わざとらしく梳く髪も
ずっと そんな君に憧れて
そして好きだった
君が描ききる油彩画に二人の 日々がささやかに 塗り込まれるとしても
疲れ切った 人生の評論家を 嘲笑うように
このビートが尽きるまで 走り続けていたいんだ
この先何度も振り返るだろう 全てを悔やむ夜があるだろう
その時には弱音を吐き ひとしきりしたら
君の油彩画をイメージするんだ
それがいつだって 明日への推進力だ
君の物語の五章目で 約束の街の角に 君を見つけ出すつもりだ
さあ行け 夢を追う伴走者が 僕じゃなくても
このビートが尽きるまで 同じ夢を見せてくれ
そして君が描ききった油彩画が 派手なギャラリーに飾られたら
見惚れ切った 人生の評論家を 嘲笑うように
このビートが尽きるまで また共に走り出そう
- Lyricist
Eijun Nobusaka
- Composer
Eijun Nobusaka
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7.6beat
Eijun Nobusaka
詞・曲・編曲 信坂永純
Artist Profile
Eijun Nobusaka
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