Lyric

陽が沈み掛けた空間がオレンジに染まる頃 懐かしい街へ出掛けた

特に用事があるわけでもなく

綺麗な思い出と言うより悲しい思い出なのに なぜか、、、

ただ、フィナンシェのバターの香りを求めて

心温まる空間を欲して街へ向かった

流れる音楽は、往年のフレンチポップばかり

そう、思い出が消えない

その羽をください

いつでもどこへも

当たり前の感情が

僕にも君にもまだ

存在するなら

花になりたい

ウィズリーガーデンに咲く

夢でもいい

街は 何も変わっていない

近くを流れる川も 国道の名前も

近所の小学校のグラウンドさえも

ただ あの頃求めていたのは

新しい刺激 新しい感覚

それが全てだったのかもしれない

悔しさ 儚さを 握りしめて

川を渡る 冷たさが滲みる

その羽をください

いつでもどこへも

当たり前の感情が

僕にも君にもまだ

存在するなら

花になりたい

ウィズリーガーデンに咲く

夢でもいい

また会えるだろ

また会えるだろ

運命の種を1つずつ啄む

その羽をください

いつでもどこへも

青い鳥は、きっと

国境も越えられるはず

願いが叶うなら

花になりたい

ウィズリーガーデンを真似た

小説のように

きっと必ず、、、