Lyric

神々の息吹が 舞い降りる朝

出雲の空に 白雲が ゆらめいて

千年の祈り 宿る神楽殿

木の香と風が ふたりを包む

太鼓の響きが 時を越えて

ふたりの歩みに 寄り添ってくる

白無垢の裾が そっと 舞い上がり

祝詞が空へ 静かに昇る

神さまが 微笑んだ 気がして

紅の糸が いま結ばれた

見えない絆が 胸に灯るとき

言葉より深く 心が触れた

古の調べに 導かれながら

ふたりは未来へ 歩き出す

太鼓の響きが 記憶を揺らし

ふたりの鼓動に 重なってゆく

白無垢の裾が 風に ゆらめき

祈りの言葉が 空に響く

神さまが そっと うなずいて

ふたりの心が ひとつになる

風に舞う 祈りのように

時は流れても 変わらない

この想いを 胸に秘めて

永遠の道を 歩こう

白無垢の裾が そっと 舞い上がり

祝詞が空へ 静かに昇る

神さまが 微笑んだ 気がして

永遠の誓いが ここに生まれた

千年先まで この想いは

出雲の風に 包まれて

大社の空に 願いを込めて

永遠の誓いを 神楽殿に捧ぐ

静かに響く ふたりの祈り