zitsusya

「僕には実力がありませんでした。せっかくお世話になったのに申し訳ございません」
このメッセージに既読無視をしてしまった。

弱肉強食、弱いものは強いものに食われる
残酷なようで、それが現実
資本主義の世界で生きていくには自分に力がなくてはならない

しかしその「チカラ」は元からついているのか？
否
誰しも0からつけていくものだ

馬鹿にされながらももがく日々の中で
泥水啜ってでも這いつくばっていく日々の中で
「実力」といものはつけていくものだ

やっても無いのに諦めちまうやつの戯言を聞いている暇はない
俺にだってまだ実力がないのだから

あのメッセージに返事をする日は来るのだろうか
俺がこの道を諦めた日に返事をしてみようかな


そんな日は来ないけど

雅