Lyric

街が空を覆い隠すように

僕は君を忘れようとしている

そのままでゆらりゆらり

誤魔化して過ごしたのに

不意にふらっと

また現れるんだね

すでに枯れたあの日々だって

今は全て愛しく思えるんだよ

ちゃんと痛む恋で良かった

街灯に火照る君が愛しくて

もう何もいらないと

思えるほど満たされてた

君を傷つけては安心してた

でもちゃんと自業自得で良かった

君がもういないとわかった夜に

ただ朝が怖くて

目を閉じれずにいる

Ah

離れるほどに帰りたくなるように

僕にとってそれは

確かに君だったんだろう

呆れるほどに蝕まれてるのに

これがただ愛しい

これがただ愛しい

あの日にこの空を泳いだように

今を迎えられたら

どんなに楽だろうか

雨でも影でもいい

ただ過ごしたい

ただ触れていたい

まだ触れていたい