shell she schlieren Front Cover

Lyric

shell she schlieren

Sarasa Amamiya

軽く目合いあった

そうすれば通ったと思い込んだ真夏のエントランス

作りかけの関係で囲うわたしの隠したいところ

だって蝉はすべからく 愛情を知る前に

殻 空の身だけになり 添い遂げられないから

熟した果実の失態 なのに罠の張り方まるで子どもみたい

破れた網から抜け出した 稚拙ね 夜毎光らせるの

こころ剥がれる前に 息を潜めて

仮死化 羽動かなくたって脚があるの 失敬

ごめんなさいね

わたし気高いの 貴方が好きなのは支配欲でしょう

騙されない 弱くシュリーレンで憂う

もう見えないわ両目の奥

はじめから見えなかったかしら そっか そうかも

空蝉は夜に還るのです

じりじり 灼けるベッド際には夢より夢みたいな日々

走馬灯が昼に融けた もう戻ることはないよ、

貴方は愚直で単純で だから罠の張り方まるで子どもみたい

破れた恋なら忘れて 上手に逃げてあげるから

貴方は律儀で無垢で わたしの殻さえも弔ってくれる人

やさしく埋めたその後は ねえ 夏を繰り返して

こころが通う前に 今を生きて

  • Lyricist

    Sarasa Amamiya

  • Composer

    Sarasa Amamiya

shell she schlieren Front Cover

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    shell she schlieren

    Sarasa Amamiya

抜け殻が乾いた時からずっとこうだって決まってた

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