Lyric

君の街まで歩こう

街と街の繋ぎ目の

知らない店で花を買おう

回り道も悪くないね

子供のとき夢見たもの

引き出しの奥にあるもの

土砂降りのアスファルトの

くぼみがまだ消えぬ頃

今はただ歌おう

この世界の端の椅子で

勇気を出せないあの子も

高架下でかくれんぼしてる

あれもこれも全て忘れて

あの木漏れ日になれたなら

ちぐはぐな言葉も

ありのままでいられるね

意味のないこの時間も

今はまだ大切だよね

この鼓動が鳴り止むまで

僕には何ができるだろう

虹の端まで歩こう

道と道の繋ぎ目の

隙間の土に水をあげよう

花が咲くかは知らないけどね

君が涙を隠せなくても

僕が傘を差し出すよ

君の痛みは忘れないよ

僕の痛みは忘れるよ

「おかえり」と「ただいま」の間で

砂時計をひっくり返そう

この鼓動が鳴り止む頃

僕は何を見ているだろう