Lyric

季節は忙しくて

忘れかけの夢時雨

道すがらで僕は挫いて

思い出にしようとしたけど

“オトナ”になるには

まだ早すぎたみたいだ

だからもどかしくて

甘んじられもしないんだよ

気の抜けてたサイダーは

木陰に置いてきた

風馳らせる あの坂まで

そうやって

何度も夏が来て

悔やんでも戻らない

この瞬間をふいにしないよう

生きてたいだけだ

青なんだよ

ここにずっとあったよ

溢れ出す鼓動と汗で

滲んだのは

夏空 まだ消せない感情

今日は懐かしくて

耳澄ませた 蝉時雨

夕暮れの打ち水で

僕の熱は奪わせない

出来ない事だけ

知りすぎてたみたいだ

想いは現実へ

変えていけるとまだ信じたい

眩しくて塞いだら

見失う光か

瞼の裏に焼き付いてる

そうやって

何度も立ち向かって

泣いても止まらない

どの瞬間もエンドロールで

笑いたいだけだ

今なんだよ

胸がぎゅっとなったよ

譲れない

何かじゃなく僕自身を

確かめられるほど強くないけど

苦しめられるほど弱くもなくて

難解でも 何回でも やるだけだ

そう何年経っても

忘れずにいたんだよ 夢時雨

あの日の憧景 選んだ挑戦

終わらせないと

振り返ると足跡があったよ

歩みでも未来を手に掴め

そうやって

何度も夏が来て

悔やんでも戻らない

この瞬間をふいにしないよう

生きてたいだけだ

青なんだよ

ここにずっとあったよ

溢れ出す鼓動と汗で

滲んだのは

夏空 まだ消せない感情