Lyric

まだまだ終わらないように手を

離さなければよかったな

記憶の中の横顔は

西陽のせいで影だけです

愛してくれてたことちゃんと

分かってるから言えないの

汗をかいた街はいつでも

君を連れて夜になった

懐かしい、なんて哀しいことね

あの物語が終わったって認めるようで

大人になること認めるようで

終わらない　花びら　ひらひら　次の季節も

そばにいること　選んでいたとしたら

まだあのカフェで　まだもどかしい

気持ちノートに　浮かべて　恋していたかな

まだまだ終わりそうにない命

大事にして生きなくちゃな

変な約束したけど　少し

あり得ないことに期待して

都会の線路は夢の道

あの場所へ続いてく道

今も賑やかな街中じゃ

思い出は埋もれるばかり

懐かしい、なんて嬉しいことね

あの物語が現実だって分かるようで

消えないよって教えるようで

変わらない　人柄　性格　お酒の癖を

知らない人に　また知られていってもなお

あのカフェが違うお店に

なった今でも　まだちょっと心の支え

終わらない　花びら　ひらひら　次の季節も

そばにいること　選んでいたとしたら

まだあのカフェで　まだもどかしい

気持ちノートに　浮かべて　恋していたかな

変わらない　人なんかいないよ　分かっていたでしょ

自分自身も、たぶん　もう違う人に

なっている　それは　いいことだけど

あの日の風で　まだ揺れるものがある

まだ揺れるものがある