神楽
歪んで消えてく雲を
見上げてふと思い出す
茹る様に暑かったあの時
ひぐらしが鳴き出す頃
夕闇に紛れて手を握った
逸れない様に守って
あなたと私のお祭りを始めよう
二人の世界はまるでおとぎ話のようだ
にぎやかな音色に誘われ進む
期待に身を任せ
息を整え少し痛む足を我慢し微笑む
不器用な私は気持ちを伝えられず
空を見上げた
過ぎゆく時間の中で
途切れない気持ちのために抱きつく
ぎこちなくてもいいかな
人混みの中を抜けて
⻑い階段を登る
高まる心臓の音 響くよ
あなたと私のお祭りを続けよう
二人の世界はとても美しいよ
儚いから
空が明るくなる花が散る
花火がどかんと打ち上がる
照らされたあなたの顔に
そっと触れてみる わたしから
これで気づいて欲しいよ
遅れて音が来た
背を押された気がした
もう離さない
- Lyricist
InoK
- Composer
InoK
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KAGURA
Dinosaur