Lyric

春晴れ開く花びら

青過ぎる春の桜花

太陽の香りが名残る

月夜の幕開け

鳴り響く風の足音

夏はもうすぐそこへ

あっ雨の足跡

春を追いかけてる

霞む花の影

咲くことを躊躇ってるようだ

吹く風にざわめく

花も散ることを恐れて鳴くのか

春を待って開く花

咲けば咲くらむ

散ることも忘れて

やがて無くなるこの風の音に

耳を澄ませる

春晴れ吹雪く花びら

ちょっと早過ぎる落花

落ちていく夕日を

雲が透かしていた

春の最後を見た

花びらが宙に舞っていた

夏を前に逃げ出す

花もまた待ち侘びたかのように散る

春に舞って落ちる花

散らば散るらむ

咲くことも忘れて

桜散りぬる風の名残りに

波打つ空よ

咲き誇れ

明日には散る

短い夜

流れ行く

時に任せ

またいつか咲かせ

春を待って開く花

咲けば咲くらむ

散ることも忘れて

やがて鳴くなるこの風の音に

耳を澄ませる

夏には舞って落ちる花

散らば散らなむ

咲くことも忘れて

桜散りぬる風の名残りに

波打つ空よ

春晴れ開く花びら

青過ぎる春の謳歌

太陽の香りが名残る

月夜の幕開け