

Lyric
Akane no uta
Ako, Nipper
幼い頃
夕陽の向こうでは
夢が叶うと信じていた
どうしても空を飛びたくて
何時までも走り続けた
その日の夕食の匂いとか
お母さんのくれる呪文とか
星の踊りが待ち遠しくて
これからの楽しみを数えた
いつしか背が伸びて
声は小さくなり
気づけば
翼より明日の
上手な笑い方を探してる
手付かずの心照らす
夕陽(あなた)の温もり
交わればひび割れそうで
思わず座席を譲った
小さく切り分けられた
今日が通り過ぎてゆく
ぬるく揺られて消える
魔法にかけられてる
今でも夕陽の向こうでは
想うだけで涙が出そうな
諦めた宝物達
もう一度触れられる気がした
いつかは目が覚めて
何もかもが夢で
いつもの「おはよう」で満たされる
そんな奇跡を願っている
気づけば目が覚めて
澄んだ風の中で
あの人と同じ温もりを
今も、探している
手付かずの心溶かした
夕陽(あなた)はもう小さく
いつだって走り出すのは
さよならに気づいてから
悔しさも名残惜しさも
明日へ吸い込まれてゆく
残った微笑みを
目を閉じて抱きしめた
- Lyricist
Ako
- Composer
Ako

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Akane no uta
Ako, Nipper
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Akane no uta
Ako, Nipper
ちょっと切ないかも。人によっては、痛いかも。それでもなにか、欲しかったものを一つでも取り出せたらいいですね。