Lyric

駅の雑踏　すれ違った声に

一瞬で　時間が巻き戻る

姿かたちは違うのに

心だけ　あの頃に帰る

もう二度と　恋なんて

できないと　決めたはずなのに

笑い方　息の間

全部　あの人を思い出させる

声が重なる場所で　また

心をほどいてしまう

ずっと封じ込めてた想いが

脈打つみたいに疼きだす

顔は似ていないのに　どうして

涙が出るほど愛しくなるの

季節をいくつ　越えてきたんだろう

想い出は　綺麗なままなのに

あなたを知るほど　怖くなる

また誰かを　失う日が来るのかと

同じ言葉　同じ癖

心に灯りをともす

遠い人の幻を

追いかけてるわけじゃないのに

声が重なるたびに　また

心を試されている

過去に縛られたままじゃ

前を向けないこと知ってる

あの人とは違うのに　どうして

胸の奥が　こんなに熱くなるの

思い出を裏切るようで

怖くて　苦しくて

それでも　この想いは

嘘じゃないと　信じたいんだ

声が重なる場所で　今

未来を信じてみたい

あなたの隣で笑う日々を

新しい光に変えたい

顔は似ていないけど　どうして

あなたが　大切になってしまうんだろう

私、きっと　恋をしてる