Lyric

公園のジャングルジム越しに

眺めた花火は空の闇間に

滲んで消えました

憧憬を描いた星の間

流れた花火は空の静寂に

響いて消えました

文学の小径を君と

手を繋いで歩けば

遠い向こうでドンと鳴った

振り返ればカラフル

照らされた君の横顔

花火弾けて

逆光の中

重なった影

輪郭ははっきりと

やがては消えて

また向こうは朝

立ち去ったワケ

理由なんて曖昧にして

逢いたいにしても

相対峙しても

感触が離れない

焼き付いて忘れない

河川敷の人混みの上に

咲いていた花火は街を染めて

浮かんで消えました

会える日にはぐれた君探す

待っていた花火は僕たちに

降り注ぎ消えました

哲学の小道を君と

手を繋いで歩けば

遠い向こうでドンと鳴った

振り返ればカラフル

照らされた君の横顔

花火弾けて

逆光の中

重なった影

輪郭ははっきりと

やがては消えて

また向こうは朝

立ち去ったワケ

理由なんて曖昧にして

逢いたいにしても

相対峙しても

感触が離れない

焼き付いて忘れない

自分のことを名前で

呼ぶようなあどけなさ可愛さに

手を焼くよ

いつ切り出せばいいのかな

もう止まれないよ

花火弾けて

逆光の中

重なった影

輪郭ははっきりと

やがては消えて

また向こうは朝

立ち去ったワケ

理由なんて曖昧にして

逢いたいにしても

相対峙しても

感触が離れない

焼き付いて忘れない