Lyric

いつも気づけばあたり真っ暗で

美しく染まる夕日を見逃して

仕事の続きを　この苦しみも

誰かのためになると思って

さぁ　向き合うPCの画面に映る

泣き顔よりも明日の笑顔を

走り続ける　ロードランナー

バトンを繋ぐ　労働讃歌

アンカーが目指す終電の時間

家に帰れば　食って寝るだけだ

揺れる電車の窓　映る向こう側には

淡く輝く　ビルの灯りが

まだ頑張りの最中にいる人たちが

それぞれの現実と戦っている

逃走できない闘争が

生活を相互に作りあげる構造だ

底辺なんてない　大変な仕事ばかり

お客は神様？　それは思い上がり

重い腰を上げて　誠心誠意

働く人たち全員に　リスペクト

それに気づけると　変わるのは

日々の営み　ほんの少しの気遣い

息のしづらい　世の中でも

まだ希望は捨てられないでいる

いつも気づけばあたり真っ暗で

美しく染まる夕日を見逃して

仕事の続きを　この苦しみも

誰かのためになると思って

さぁ　向き合うPCの画面に映る

泣き顔よりも明日の笑顔を

走り続ける　ロードランナー

バトンを繋ぐ　労働讃歌

数字が全てお前の価値で

それが高ければお前の勝ちで

愛を失った　腐った街で

遠く鳴り響く　赤いサイレン

そんな世界なんか　クソくらえ

擦り切れたスニーカーが全てだぜ

無機質　温度のないモノ　蹴飛ばして

己のレーン　それだけ　ひた走れ

眠れない夜も起きられない朝も

ヘラヘラ笑ってやり過ごす昼も

傷だらけの命を保つため

体引きずり得る　なけなしの金

生きる屍も誰かの夜景

誰に届くかも分からねえ

ヤケになり　見上げた空に月影

スポットライト　この俺を照らせ

いつも気づけばあたり真っ暗で

美しく染まる夕日を見逃して

仕事の続きを　この苦しみも

誰かのためになると思って

さぁ　向き合うPCの画面に映る

泣き顔よりも明日の笑顔を

走り続ける　ロードランナー

バトンを繋ぐ　労働讃歌

走り続けろ　ロードランナー

バトンを繋げ　労働讃歌

走り続けろ　ロードランナー

バトンを繋げ　労働讃歌

届け　お前のもとへ

いつも気づけばあたり真っ暗で

美しく染まる夕日を見逃して

仕事の続きを　この苦しみも

誰かのためになると思って

さぁ　向き合うPCの画面に映る

泣き顔よりも明日の笑顔を

走り続ける　ロードランナー

バトンを繋ぐ　労働讃歌