Lyric

暮泥む過去へ

追憶の糸を辿る

風立ちぬ夕に

謂れのない夢を見た

信号機 立ち止まる

風来坊 目が合う

変われない夜を描く

僕は哀を探していた

瞬きもしないままで

移る季節眺むれど

夕泥む君へ

お変わりなくと願えど

絡み付く慕情に

後ろ髪を結えなくて

かんざしと乾燥機

愛の匂い 背にして

拭えない憂を描け

僕ら愛を探してた

振り向きもしないままで

どこへ続く畦道か

心、想愁の花弁に触れて

君への想いに揺れ惑った

掛け違えたボタン同士のようね、

相対

変われない夜を描く

僕は哀を探していた

雪解けもしないままね

いくら涙流しても