Lyric

大事なものはひとつだけ　それ以外はこの手に負えないと

悟ったように　目を逸らすように　ゆっくりと手を離した

大事にしていたそれにすら　裏切られたような気になって

一人きりになって全てが嫌になってもさ

また信じてしまうもんだよな

誰かにとってのあなたがそうであるように

あなたにとっての僕がそうあれたら

分かり合えない心と無責任な嘘も許し合えると思うんだ

「愛されるために」と生まれたものなど一つもないんだよ

あなたが愛する事　それが愛された誰かを産むんだよ

「ひとりぼっちだ」って目を閉じるその前に

その手を伸ばしてみて欲しい

どんな気持ちで伝えれば？どんな言葉を選べれば？

考えているうちに通り過ぎていく瞬間を何度後悔してきたかな

本当の事はいつだって分かってはいるけど言えないな

格好ばかり気にしては結局「僕のためのあなた」なんだ

「愛されるために」と生まれたものなど一つもないなら

あなたを愛する事　それが愛されたあなたを産むなら

「ひとりぼっちだ」って目を閉じるその前に

この手を伸ばしてみたいんだ

気休めだけじゃその場凌ぎの嘘じゃ

吸い込んだ息は続かないようだ

あなたはあなた自身のためだけに生きてもいいと思うんだ

愛されるためにともう嘘はつかなくたっていいんだよ

あなたを愛する人なら少なくともここに居るよ

あなたが生きている

それだけで誰かは生きていけるよ

恐れないで　あなたが望んでも一人にはなれないんだよ

「消えたい」だなんて目を閉じるその前に

その手を伸ばしてみて欲しい