Lyric

繰り返してる昼と夜の狭間で

ありふれた喜怒哀楽に振り回されて

どこから来たんだ　どこへ行くんだ

そして何者なんだ

ゴーギャンの描いた絵画を眺めて

到底分からない

どうでもいいと言い切れるか

場面は移り俯瞰すら許されず愚か

数多の世界で手にした宝は腐り

馬鹿げたゲームの

始まりの合図は無い

滝のような激流の因果に身を委ね

馬鹿げたゲームの

終わりの兆しは無い

果てしなく伸びる永遠の破線上で

踊らされている

かりそめのゴールテープを

何度切っても

無機質な地平線に

嫌気が差してきたのに

馬鹿げたゲームの

一時停止ボタンは無い

滝のような激流の因果に身を委ね

知らず知らずに体力は削られ

あとは朽ちていくだけ

恐れ知らずのプレイヤーは騙され

あとは堕ちていくだけ

頭上の蜂の巣から滴る甘美な

雫に溺れて

馬鹿げたゲームの

解説書は一つも無い

もう今にも

千切れそうなか細い藤蔓に身を委ね

安堵するも束の間

知らず知らずに体力は削られ

あとは朽ちていくだけ

己知らずのプレイヤーは騙され

あとは堕ちていくだけ

後悔が残るだけ