Lyric

君はいつも

優しいから

何より私の事

大切してくれた

暖かくて

私の居場所だった

散らかっている部屋も

私を包んだ

腕の中も

気がついたら

忙しない毎日で

夜ご飯は何が良いかさえ

聞きそびれてた

デートの日が

仕事になる日もあって

仕方ない事だけど

寂しいが増えていった

優しい人だから

断るのが下手で

３度目の春が来たら

出て行くと

私なりに決めていたの

君と見た空を

1人で眺める

寂しくないなんて

まだ言えないけど

柔らかい風が

思い出を少しずつ

運んで行くの

覚えた肌の香りも

気がついたら

病室で目が覚めた

これから長い間

ここが居場所になるみたい

今になって

なんで思い出すんだろう

君と行った遊園地

一緒に見てたドラマ

もう長くないと

告げられた言葉

最後にもう１度

君の声

聞きたくて涙溢れた

君との写真を

１人で眺める

今頃何を

しているのかな

近くに居すぎて

気がつかなかったけど

こんな私を

好きでいてくれて

ありがとう

もしも君と

出会わなかったら

こんな悲しい

想いもしなかった

もしも君と

出会えてなかったら

本当の愛を

知ることもなかった

君と見た空を

１人で眺める

最後にもう１度

ただ会いたいよ

柔らかい風が

思い出を少しずつ

運んでくれる

開けた窓から

別れたあの日に

もし戻れるとしたら

本当の気持ち

話せるのかな？

何も伝えずに

私は行くね

覚えた愛と

肌の香りを

思い出しながら