Lyric

「最近すごいじゃん」って笑って

すぐに話題をすり替える

それだけのこと　なのに分かる

あ、触れたくなかったんだってこと

「運が良かっただけでしょ？」

「コネとかあったんじゃないの？」

そう言えば言うほど　自分を守る声

ほんとの感情　見せないようにしてる

さりげなく刺す人たちが

今日も誰かをジャッジしてる

直接言えないから　噂に変える

「心配なんだよね」って顔して

でも願ってる　転ぶところを

急に同じ髪型にして

口調まで似てきたアイツ

でも口を開けば「それダサくない？」

なら何で真似してんの？ってなるよね

完璧じゃないと叩かれる

「笑い方が気になる」って

攻撃ポイント探してるだけ

だって美人は顔を叩けないから

裏でこっそり動く声が

評価を静かに削っていく

「正直、あの人ってさ…」

始まりはいつもそうやって

小さな毒を混ぜていく

褒めたら負けだと思ってる

認めたら悔しくなる

でもそれって　誰の戦い？

こっちはまだ　何も仕掛けてないのに

さりげなく刺す人たちが

笑顔の中に棘を隠す

その言葉が誰かの歩みを

少しだけ遅らせていく

気づいてるけど言わないだけ