Lyric

壊れたオルゴールみたいに歌っていた

あのとき僕は泣きたかったんだ

解決しないことが積み重なって

バランスが取れなくて溺れた

コップの中からあふれた言葉が

座りこんだ心に口づけた

ひんやりとした感触がやけに悲しくて

ゆうれいになった気分さ 僕は

君がふれた場所がいつまで経っても大事で

もし会えたとしても もう戻れはしない

ふたりの道が花びらの中 ふたつになっても

同じ色した空が上には広がっていて

だけど許された僕の涙は流れない

疲れた時計の針がほら目覚めた

いつから僕は泣きたかったんだ

解決しないことはそのままにして

バランスが取れるなら楽なの

きっと君ならわかってくれると

立ち上がった身体は頼りない

あたたかさならいらないと強がっていた

人間でいられるのか僕は

君がふれた場所がいつまで経っても

雨に濡れても覚えてる もう泣かないのさ

ふたりの道が花びらの中 ふたつになっても

同じ色した空が上には広がっていて

だけど許された僕の間違いは流れない

だけど繰り返す僕の涙は流れない