

夏が終わる前だった
たしかそんな頃だった
階段ですれ違うたび
少しだけ目で追ってた
特別な理由なんて
その頃はまだなかった
放課後の教室とか
夕方のチャイムとか
思い出すのはいつも
そんなものばかりだ
会えそうで会えなくて
その繰り返しだった
あと少しだった気がして
それが厄介だった
約束のまま残ってる
行けなかった花火も
結局行けなかった夏祭りも
あの日のまま
思い出すのはいつだって
何気ない言葉ばかりだ
今でもどこかに
置いたまま
見に行くよって言葉も
ハイタッチしようってことも
笑いながら話してたこと
ちゃんと覚えてる
教室まで来てくれた日に
限っていなかったこと
今さら思い出しても
仕方ないのにな
少しずつ変わる距離を
見て見ぬふりしてた
あの日の俺ならまだ
間に合う気がしてた
約束のまま残ってる
言えなかったことより
言わなくてよかったことの方が
多かった気がする
君はもう忘れたかな
本当に忘れたかな
そんなことばかり
考えていた
眠れなかった夜だけは
今でもよく覚えてる
明日になれば何か
変わる気がしてた
期待なんてするなよって
今なら言えるけど
あの日の俺には
無理だった
約束のまま残ってる
叶わなかったことより
叶うと思ってたことが
残ってしまってる
見に行くよってこととか
また明日ってこととか
そんな言葉ばかり
消えないまま
約束のまま残ってる
もう平気な顔で
話せるようになった
それくらいだった
夏だけが終わって
何も残らないはずだった
なのに今も時々
あの日に戻る
夏が終わる前だった
たしかそんな頃だった
- Lyricist
irushia
- Composer
irushia
- Producer
irushia
- Recording Engineer
irushia
- Mixing Engineer
irushia
- Mastering Engineer
irushia
- Synthesizer
irushia
- Vocals
irushia
- Songwriter
irushia
- Programming
irushia

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Kimi Iko
irushia
「君以降」は、
忘れたはずなのに忘れられない記憶を描いた楽曲。
柔軟剤の匂い、
帰り道の坂道、
何気ない景色。
嫌いになったはずなのに、
好きだった理由だけが残っている。
そんな矛盾を歌った一曲。
Artist Profile
irushia
Beloved Bloom is a Japanese artist who creates emotional songs about heartbreak, memories, and the feelings that remain in everyday life. His music captures quiet sadness, unspoken words, and the lingering emotions of love.
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