Lyric

広い窓を背にうつむき　零れ落ちたもの

振り返れば見える　景色はどうだった？

狭い部屋　響く足音は次第に大きく

いつだって隣り合わせ　永遠なんてないから

もう来ないこの時間の空気を吸い込み　両手広げ すべて受け入れようとした

そういった「明日は」が　ひび割れ

滲んだ記憶をなぞった

広い窓を背にうつむき　零れ落ちたもの

振り返れば見える　景色はどうだった？

いくつもの選択の中　辿り着き見えたものは

想像とは違ったけど　間違いではないでしょう

「そうしたい」希望が僕の目をくらましたまま

想定を越え今も縛り続けているけれど

壊れた時間を戻すように　その場から合図を送った

曖昧な言葉で傷つけないようにしたけど

あと少しの優しさで　あの山を越えられたのかな

もう来ないこの時間の尊さ握りしめ　「そうしたい」希望を一度捨て歩こうとする

全てが　はじけて　「始まる」と　願って　歩むしか　ないけど

振り返らないことが　強さだとは言い切れないから

少しの優しさが

道端に咲く花は　踏まれながら強く、凜と咲く

見渡せば　すべてに意志が宿り　真っすぐ見つめている

いつだって 隣り合わせ　永遠なんてないなら

自分を認め　解りあえること　願いながら