

くだらない願いだと思った
だから僕は人生を描いた
君に届けと望むことは
今はそっとしておいた
背の低い群青を超えて
代替の身を携えて
…
残り香の色を確かめよう
虚栄や栄光では足りない
猛り、嘆き、情動を踊りたい
僕なりの今日を紡げば
明日も笑える
その先で川が流れる
遥か向こうで凪いでいる
…
花が唄う
砕けないよ
青の下で舞った
拭えないよ
君の白さを
零さないよ
四季のひとひらの嘘を
花越しに
消えかけた想い出があった
幸福の中に君がいた
愛なんて言葉では足りない
花を撫でよう
ようやく僕は踊り出して
頬なでる風、優しくて
…
花は唄う
掴みたいよ
木漏れ日の舞踏を
拭わないよ
僕も白さを
払えないよ
あの夜を超える朝を
花越しに
花越しに
感じてたいよ
あのとき溢れたものを
掴みたいよ
その嘘までも
こうやって僕は
花越しに泳いで行くよ
忘れていた
日々の枠を超えて
思い出した
君と泣いたあの朝も
ねえ、僕は
この先も紡いでいくよ
君越しに
- Lyricist
frol
- Composer
frol
- Producer
frol
- Mixing Engineer
frol
- Mastering Engineer
frol
- Graphic Design
frol
- Guitar
frol
- Bass Guitar
frol
- Drums
frol
- Keyboards
frol
- Synthesizer
frol
- Vocals
HATSUNE MIKU
- Background Vocals
HATSUNE MIKU
- Piano
frol
- Flute
frol
- Violin
frol
- Viola
frol
- Percussion
frol
- Programming
frol
- Choir
HATSUNE MIKU

Listen to Swim Through the Bloom (feat. HATSUNE MIKU) by frol
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Swim Through the Bloom (feat. HATSUNE MIKU)
frol
”ドイツ語で「花越しに言う」とは「それとなく分からせる」「婉曲に言う」の意味” (フロイト『日常生活の精神病理』より)
とても素敵な表現だと思って、自分が描きたいことに引用しました。
最近、どんなに辛い別れも忘れるのはもったいないと感じるようになって、辛いことにも目を向けてみました。
そうしたら、日々の忘れていた美しさがそこかしこに見えたような気がしました。
語りすぎるのは好きではないのでここまでにさせていただきますが、端的に言うとそんなことを曲に落とし込んでいます。
